日立製作所
2026/Q1 / Adj. EBITA × EV/EBITA倍率 SOTP
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基本情報
SOTPモデルについて:
日立は「Adjusted EBITA」(調整後営業利益 + 買収無形資産償却費の足し戻し)を主要KPIとして開示しています。
本モデルはセグメント別Adj. EBITAにEV/EBITA倍率を適用してSOTP事業価値を算出し、
BS調整(純有利子負債・非支配持分・退職給付債務・リース負債・持分法投資等)を加減して株主価値・理論株価を求めます。
現在株価(円)
発行済株式数(億株)※自己株控除後
セグメント別評価 — 2026/Q1 通期会社予想 (Adj. EBITA × EV/EBITA)
EV/EBITA倍率について:
Adj. EBITAは税前・利息前・買収無形資産償却前の利益であり、企業価値(EV)との対比に用います。
各セグメントの成長性・利益率・同業比較(ピアバリュエーション)を踏まえた倍率を適用してください。
デジタルシステム&サービス(DSS)
IT / AI / Lumada
Adj. EBITA(億円)
EV/EBITA 倍率(倍)
推奨: 18〜26倍(NTTデータ・Accenture・CGI等 ITサービス比較)
エナジー(Energy / 日立エナジー)
Power Grid / AI DC
Adj. EBITA(億円)
EV/EBITA 倍率(倍)
推奨: 22〜38倍(ABB・Eaton・Schneider Electric等 電力インフラ比較)
モビリティ(Mobility / 旧タレス鉄道)
Rail / Signal
Adj. EBITA(億円)
EV/EBITA 倍率(倍)
推奨: 14〜22倍(Alstom・Siemens Mobility・CAF等 鉄道比較)
コネクティブインダストリーズ(CI)
Building / Industrial
ビルシステム(エレベーター等)・産業機器・計測分析(日立ハイテク:半導体装置)。
Adj. EBITA(億円)
EV/EBITA 倍率(倍)
推奨: 11〜17倍(KONE・Otis・日立ハイテク等 複合機械比較)
その他(Other)
不動産・その他
不動産管理・売買・賃貸等。安定収益源。
Adj. EBITA(億円)
EV/EBITA 倍率(倍)
推奨: 8〜12倍
全社共通費
全社及び消去 Adj. EBITA(億円)
FY2025 全社費用 Adj. EBITA ▲540億円
全社費用に適用する倍率(倍)
推奨: 5〜8倍(ブレンド倍率を使う手法もあり)
BS調整項目(Equity Valueブリッジ)
BS調整について:
SOTP事業価値(EV)から株主価値(Equity Value)を導出するには、負債類似項目を控除し、非事業資産を加算します。
各項目の符号に注意してください(ネットキャッシュ=正値で株主価値にプラス寄与)。
純有利子負債
純有利子負債(億円)※ネットキャッシュはプラス入力
非支配持分(少数株主持分)
非支配持分(億円)※正値入力 → 控除される
算出根拠:3Q末BS「非支配持分」1,977億円(197,669百万円)。
SOTPで算出したEVは連結ベースのため、親会社株主に帰属しない持分を控除する必要があります。
未控除の場合、理論株価が数百円過大評価される重大な歪みが生じます。
退職給付に係る負債
退職給付債務 控除額(億円)※正値入力 → 控除される
算出根拠:3Q末BS「退職給付に係る負債」2,573億円(257,349百万円)。
IFRS上の確定給付制度負債。保守的SOTPでは全額控除が一般的ですが、
既に年金資産で一部カバーされた純額であるため、任意で0〜全額の間で調整可能です。
リース負債(IFRS16)
リース負債 控除額(億円)※正値入力 → 控除される
注記:IFRS16適用下のリース負債は「その他の金融負債」に含まれます。
3Q末「その他の金融負債(流動)」2,944億円にリース負債が含まれますが、有報での内訳開示待ちのためデフォルト0。
EV/EBITAがリース費用控除後のEBITAを基にしている場合、二重計上を避けるため0が適切です。
持分法投資・政策保有株式(非事業資産の加算)
持分法投資 時価評価額(億円)
有価証券等 時価(億円)※非流動
特殊項目・予定取引
Astemo株式売却 入金見込(億円)
その他 特殊加減算(億円)※正=加算、負=控除
のれん控除(任意)
のれん控除額(億円)※正値入力 → 控除される
注記:BS計上のれん 26,475億円(2026/Q1)。
通常は0が適切です。EV/EBITA倍率にはのれんが暗黙的に含まれており、
控除すると二重計上(ダブルカウント)になります。
のれん減損リスクを保守的に見積もる場合のみ、一部を任意入力してください。
判定結果 — Valuation Result
―円
Equity Value
| セグメント | Adj. EBITA × 倍率 | セグメント EV(億円) | 構成比 |
|---|
事業価値合計(Sum of Parts EV) ―
全社費用調整(▲) ―
企業価値(Enterprise Value) ―
純有利子負債調整(ネットキャッシュ:+ / ネット負債:▲) ―
非支配持分(▲) ―
退職給付債務(▲) ―
リース負債(▲) ―
持分法投資 時価(+) ―
有価証券等 時価(+) ―
Astemo売却入金(+) ―
その他特殊項目 ―
のれん控除 ―
株主価値 Equity Value ―
エナジー セグメント 倍率感応度分析
最大の成長ドライバーであるエナジー(日立エナジー)のEV/EBITA倍率変化による理論株価への影響。他セグメント・BS調整は入力値固定。
| エナジー 倍率 | セグメント EV(億円) | 理論株価(円) | ベース差(円) |
|---|
DSS(デジタル)セグメント 倍率感応度分析
Lumada・AIサービスの成長期待を織り込むDSSセグメントの倍率感応度。
| DSS 倍率 | セグメント EV(億円) | 理論株価(円) | ベース差(円) |
|---|
BS調整項目 感応度分析
非支配持分・退職給付債務の控除有無・水準による理論株価への影響。セグメント評価は入力値固定。
| シナリオ | 非支配持分控除 | 退職給付控除 | 理論株価(円) | ベース差(円) |
|---|